終活というと、なんだか自分の人生の終わりを自分自身で進めているような気がして、気が進まないというご高齢の方も多いです。
確かに「終わりの活動」と書く終活は、あまり気分の良いものではないかもしれません。
ただ、終活という意識は置いておいて、子供たちを困らせないようにしておくことは大事かと思います。
例えば自分のことで子供達が喧嘩したり、悩んでしまうのは本意ではないでしょう。
特に財産に関するものは、もめてしまう原因になるので明確にしておいた方が良いです。
不動産はどのように処分して、どのように分け合うのか、現在の財産はどのように分割するのかなど。
相続が確定しないと故人の口座は凍結されてしまいますので、引き落としたくても引き落とせない状況になってしまいます。
子供たちのことを考えると明確にしておいた方が良いです。
なお、死亡届を提出したからといってすぐに金融機関に情報が渡って口座が凍結されるわけではありません。
逝去した名義人の家族申請から凍結が発生します。
その際に相続もはっきりしていれば、凍結せずに済みますので、遺産分割協議書などを用意し、あらかじめ遺産相続ははっきりさせておきましょう。
遺産分割協議書について詳しく知りたい方は大阪市、吹田市を中心に活動する澤田行政書士OFFICE TO YOUにご相談ください。